ホーム > 症例ブログ > 根管治療 > 根管治療をする上で、歯の解剖はフ・ク・ザ・ツ 岩手の根管治療

根管治療をする上で、歯の解剖はフ・ク・ザ・ツ 岩手の根管治療

2014年05月07日

カテゴリ:根管治療

  我々が根管治療をする時は、歯の解剖(神経の走行の位置や数や形態など)を頭に入れながら治療にあたりますが、一般の歯科医師と根管治療を得意とする歯科医師や専門医では、イメージする歯の解剖や実際に見えている歯の解剖は全く違うものだと思います。その典型例が、上の歯の第一大臼歯と呼ばれる歯の解剖です。私が学生の時は、この歯の根管数はほとんどが「3根管」で“稀に4根管目もある”と教わりましたが、マイクロ下での治療が行われている現代においては、「4根管」の発現率は80~90%で稀に5根管目もあるというのが実情です。すなわち過去の治療においては、ほとんどが根管の見落としがあり、無菌的な治療が出来ていない場合は、再発の原因になってしまっているのです。

今、過去と言いましたが実はこれは現在進行形で、マイクロスコープを使用していない95%の歯医者は過去と何も変わっていません。裸眼の歯科医師が、この知識を頼りに4根管目を探したとしても発現する位置が通常とは違うので先ず見つけることは出来ないでしょう。そして、見つけることが出来ないばかりか健康な部分を余計に削ってしまうので、歯に大きなダメージを与えてしまうかもしれません。この事実を知っても皆さんは、95%の歯医者さんで根管治療を受けますか?

 

4根管1

4根管2

4根管3

この3枚の写真は全て上の歯の第一大臼歯なんですよ。いろいろなパターンがありますが、5%の歯医者さんしか見つけることは出来ないだろうな~。