ホーム > 症例ブログ > 根管治療 > 日本の根管治療はカオス状態

日本の根管治療はカオス状態

2014年10月16日

カテゴリ:根管治療

先日、ある学会のプログラムを読んでいたところ、根管治療に関する臨床研究の報告がありましたので、興味深く読み進めました。

読み終わってみて・・・・

正直、これがまかり通ったら怖いなというのが感想でした。

内容はというと、

①根管治療では必須のラバーダムをしなくても良いことを肯定する。

②使用している薬剤は、一昔前の物で、現在アメリカでは使用禁忌(体に害を与えることが分かっているので)のもの

③根管洗浄の薬剤の濃度は現在購入できるもののMAXを使用

というものでした。

しばし唖然!

根管治療の本質が間違っているなと・・・。たぶん私が教えていただいた師匠がこれを見たら激怒するだろうと。

先ずは、ラバーダムは必須中の必須で、やらないのであれば根管治療はしないほうが良いのではないかと思います。

裸眼

しない先生は、しない理由があるのかもしれませんが、やったほうが確実に安全・安心ですし、操作性も向上します。

②③については、すでにジャーナルの論文で、そうじゃないよと証明されているので、これを研究の対象にする必要もないと思われます。

そう考えるとこの研究は?????ばかりとなってしまいます。

なんで、この研究が審査を通ったのかわかりませんが、「ジャパニーズエンド」ではなく、グローバルな視点の根管治療が広まることを望みます。

ちょっと悲しい日本の現実でした(泣)