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たかデンタルクリニックの根管治療の治療成績

2015年04月07日

カテゴリ:根管治療

最近、ダイレクトボンディングばかりになってしまっておりまして、大分ご無沙汰してしておりました。申し訳ございません。根管治療は、日々行っておりダイレクトボンディングより治療頻度は多いので、決して治療をさぼっていたわけではありませんよ(笑)

ダイレクトボンディングのセミナーも終わりひと段落しましたので、当クリニックのダイレクトボンディングと並ぶダブルセンターの「根管治療」について今回はいくつか報告させていただきます。

一般的に神経を取ったり、根の病気になると治りが悪い、一度治療してもすぐ再発するので、抜歯してインプラントやブリッジをした方が良いと言われたことがあると思いますが、たかデンタルクリニックにおいてもそうなのかという疑問にお答えできればと思いまして、データをまとめてみました。

今回の統計は、過去3年間における自費根管治療においてのデータになります。すなわち、今私が出来るベストな治療をした場合という前提になりますので、過去の保険診療を行っていた時のデータは除外させていただきました。

スライド1

※パーフォレーションリペア:根管以外の所に穿孔している部位を修復する治療

※破折リペア:歯根破折に対する修復(まだ、確立された治療法ではない)

※イニシャルトリートメント:初めて根管内を触る治療

※リトリートメント:再治療

この数値からわかることは、本来初めて神経を取る「抜髄」がとても重要なのですが、まだまだこの根管治療が浸透していないせいか自費で抜髄治療を受ける方は少ないという事実です。それに比べて根の病気が出来て痛みや腫れで病んだり、治療を繰り返すことで歯科医院を転々とする方は、当クリニックにたどり着き、説明を受けた上で自費の根管治療を選択していただいております。皮肉なことに最初から行えば、治療期間も費用も掛からず治療成績も良いのですが、1度や2度、場合によっては3度痛みや思い通りならないやりきれない思いを体験することによってちゃんと治療をしなければと気付くようです。

 

次に治療成績です。

スライド2

まだまだ短い経過観察期間なのですが、抜髄に関しては今のところ生存率は100%です。再発兆候も認められません。

感染根管処置(細菌感染がある根っこの治療)においても外科治療まで見据えて行っている包括的歯内療法のおかげかかなり良好な経過となっています。

それでも、外科まで行った例、努力も実らず抜歯になった例があるのも事実なので、これが抜髄と感染根管処置の違いと思っております。

当クリニックにいらっしゃる全ての患者さんには、まず神経まで達するような大きなむし歯を作らないようにしっかり予防をしましょう!というお話をさせていただいております。それでも神経まで達するむし歯を作った時には、その範囲が小さい時には、覆髄という神経を保護する処置をして神経を残せるかの最善の処置をさせていただきます。それでも神経を残せない時、神経に及ぶ大きなむし歯の時は、顕微鏡下でしっかり神経を取る処置の抜髄をさせていただきますと説明させていただいております。なので、患者さんもご自身の歯にしっかり関心を持ってほしいです。

このデータはちょっと古いですが、平成24年の6月に全国の保険医療機関の歯科医院で行われた根管治療の数です。

抜髄:614,986本

感染根管処置:750,177本

1ヶ月で合計1,365,163本、1年にすると約1600万本の根管治療が行われている計算になります。

この数異常だと思いませんか?

患者さんが、大きなむし歯を作ってしまうという事実と治療しても治らないという事実が絡み合い、負のスパイラルに陥っているように見えます。

当クリニック1件のデータと日本全国を同列に比較することは出来ませんが、どこかで気付いて、ご自身で方向修正をするしかないのが、現在の日本の歯科医療だと思いますので、ご自身のしっかりした目で、見極めていただければと思っております。

久しぶりのブログかなり長文になってしまいましたが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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