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根管治療を立体的に見ると・・・・

2015年07月30日

カテゴリ:根管治療

歯の根の治療(根管治療)で悩まれている方は、全国的に見てもやはり多いのかな?と思いますが皆様におかれましてはいかがでしょうか?

先日も前歯の根の痛みを主訴に来院された患者さんがいらっしゃいました。

和田_牧子 左上2初診時②

   ↑写真の一番左の歯

レントゲン写真を見ると根の詰め物は比較的しっかり入っていますが、根の先に若干透過像(黒っぽい影)が見られます。その他の診査もしたところやはりこの歯が、現在症状を引き起こしている歯と診断しました(その他にも別の治療が必要な歯はあったのですが・・・)。

患者さんには、根管治療について、今後の治療について、場合によっては外科治療も必要かも知れないことなどいろいろ1時間以上かけて説明させていただき治療スタートとなりました。

通法に従い治療行い、2回で終了となりました。

和田_牧子 左上2根充時②+

治療の結果、根の詰め物は初診時よりもう少し先まで詰めることになりました。

この後、経過を見ていたのですが、その後他の部位の治療のためにCTを撮る機会がありましたので、今回根管治療を行った部位も確認してみました。

CT像+

!?するとこんな感じになっていました。

CT像++

神経管の走行はやはり単純ではありませんね~。

左の矢印のところは、側枝(主となる神経管からの枝葉)と思われます。

次に右の矢印の下は、多分以前の先生が根管内に詰め物をした時の先の部分でしょうか。本当は、ここで神経の走行がカーブしてもう少し根の先まで行っていた所を残念ながらカーブできなかったと思われます。

そして、最後に右の矢印の上。下で引っ掛かっていたところを修正して本来の神経管を見つけて、必要なところまで進むことができ、詰め物もピッタリ入れることが出来ました。

治療後まだ1ヶ月ですが、症状も消失し経過は良好です。今後も経過を見ながらかぶせ物の治療に移行していきたいと思います。

 

3次元的に見るとよりリアルにわかる複雑な神経管の走行をひと昔前は、経験や勘を頼りに治療していたのが、マイクロスコープ(顕微鏡)下で治療をすることにより、いろいろなことが分かり、治療することが出来るようになってきました。私もこの治療法を行うようになって7年以上になりますが、今後もこの「治療道」を追求していきたいと思います。

このような治療に興味のある方、根管治療で悩まれている方は、一度ご相談いただければ幸いです。

 

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