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数値で見る根管治療(根幹治療)の日本の実態 本当に治っているの?

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カテゴリー:

根管治療

ちょっと古いデータなのですが・・・。

皆さんが治っているのか治っていないのかわからない「根管治療」の結果および状況を客観的に数値で見た時に何か見えてくるかなと思いまして、チョットご紹介しますね。

平成22年 保険診療請求回数(全国)

       (永久歯)                (永久歯)

月間(6月)審査分            年間(平成21年)審査分(推計)

抜      髄 576,120                6,913,440

感染根管処置 686,571                8,238,852

                          合計 15,152,292 件

※抜髄:神経が生きている歯の神経を取り除く治療

※感染根管処置:再治療を含む根の病気の治療

この数値みなさんはどのように見ますか?

先ずは、合計15,152,292件。この数値、異常だと思いませんか?日本の人口は、現在約1億3000万人ですので、8~9人に1人は、1年間に1本根管治療を受けていることになります(乳幼児や子供を入れてもですよ!)。これは日本はまだまだ歯に対する意識が低く、予防が根付いていないと言えます。

また、根管治療を行う歯科医師としての立場からいうとこんなに治療をする必要があるのかという疑問も湧いてきます。再発率が高い日本ですが、そもそも根管治療を行わなければ、ここまで悪化することはないと思うのですが・・・。インプラント治療へ導くための布石か?

次に抜髄感染根管処置の数値の違いです。他国であれば再発率は30%程度ですので、抜髄に対して感染根管処置の数は圧倒的に少ないはずなのですが、日本は抜髄の1.2倍です。このことからも分かるように日本は、根管治療がヘタクソで、治療介入することで、病気をさらに作っていると言えます。

皆さんは、この数値どう見ましたか?

 

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